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映画『アリー／スター誕生』（2018）で女優として高評価を得たレディー・ガガは現在、リドリー・スコット監督の新作『House Of Gucci（原題）』の撮影中。ファッション界の裏側ものぞき見ることができるクライム・スリラーの同作は、グッチ創業家のメンバー間の確執と殺人事件を取り上げたもの。
同作では殺害されるグッチ創業者の孫マウリツィオ・グッチをアダム・ドライバーが、その妻パトリツィア・レッジアーニをレディー・ガガが演じる。共演者たちの豪華な顔ぶれでも話題になっているこの注目作について、これまでに分かっていることは次のとおり。
Photos: Getty Images, Aflo, Courtesy of Lady Gaga via Instagram, Amazon From COSMOPOLITAN
作中の衣装が初めて公開
レディー・ガガはインスタグラムで、夫役のアダム・ドライバーと一緒にイタリアアルプスのスキー場で撮影した写真をシェアしたばかり。
ファーの帽子とモノトーンコーデにエレガントなジュエリーが映えるルックスでお目見えしたガガ様と、白のスノースーツにケーブルニットのタートルネックを合わせたアダム。映画の内容はさておき、キャストのファッションをチェックするだけでも見ごたえありそう！
Courtesy of Lady Gaga via Instagram
豪華キャストたち
同作にはガガ様とアダムのほか、ジャレット・レト（写真左: マウリツィオのいとこ、パオロ役）、アル・パチーノ（右: パオロの父、アルド役）、ジェレミー・アイアンズ（マウリツィオの父、ロドルフォ役）、カミーユ・コッタン（中央: マウリツィオの愛人、パオラ・フランキ役）などが出演する。
構想15年の力作！
スコット監督は、2006年からこの作品の制作を計画してきたそう。当初はアンジェリーナ・ジョリーやレオナルド・ディカプリオの出演が噂されていたものの、時間の経過とともにさまざまな変更が加えられてきた。
一時はペネロペ・クルスやマーゴット・ロビーが主役を演じるとも伝えられたほか、ロバート・デ・ニーロの出演についても、昨年まで交渉が行われていたという。
原作はサラ・ゲイ・フォーデンの著書『ザ・ハウス・オブ・グッチ』（原題：The House of Gucci: A Sensational Story of Murder, Madness, Glamour, and Greed）。
実在のパトリツィアは2016年に出所
マウリツィオはパトリツィアと結婚してから12年後の1985年、若い愛人と暮らし始めた。離婚が成立したのは1991年。パトリツィアは1995年、プロの殺し屋を雇い、マウリツィオをオフィスの外階段で殺害したとされている。
パトリツィアは有罪となり、禁錮29年の判決を受けた。だが、模範囚だったため減刑され、18年間服役した後の2016年に出所している。（写真は2019年）
全米公開は今年11月の予定
前売りチケットの発売が待ち切れない、という人もいるかもしれない。日本でも公開されるのを楽しみに待ちたい！
