才能あふれる役者夫婦♡ペネロペ＆ハビエルの愛の軌跡

2008年にアメリカで公開された映画『それでも恋するバルセロナ』で、再会することとなったペネロペとハビエル。当時の出来事を振り返り、ハビエルはこうコメントしています。

「互いに最初の一歩を踏み出そうとはしませんでした。二人とも恥ずかしがり屋だったのか、プロ意識が高すぎたのかは分かりません」

「とにかく、撮影の最終日になっても何も起こらなかったので、私は『チクショウ！これは酔わないとやってられない！』と思ったんです」

「けれど幸いなことに友人たちがパーティを開いてくれて、それから私たちの関係が始まりました。神に感謝します！」

ペネロペとハビエルの交際説が流れたのは、2007年の秋頃。＜Page Six＞では、このように報じられていました。

「ペネロペ・クルスは新しいボーイフレンドができたが、交際は公にはしていないようです。ニューヨーク映画祭にはハビエルと一緒に出席し、とても仲良くしていました」

「さらに、誰にも見られていないときは手を取り合ったり、ペネロペがハビエルの頬にキスしたり、彼が彼女の肩に手を回す場面も見られました」

またパパラッチは、ペネロペとハビエルが同年10月にロマンティックなモルディブ旅行を楽しむ姿をキャッチしています。

ペネロペは、映画『それでも恋するバルセロナ』でアカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞。受賞スピーチではこのようにコメントしました。

「同じくノミネートされていた方々、そして同作品で共演してくれた素晴らしい俳優たちとこの喜びを分かち合いたいです」

その年の後半、ペネロペとハビエルは婚約したと伝えられたものの、二人が公に交際を認めることはなかったそう。

同年12月にパパラッチされた写真では、ロサンゼルスを歩いている姿と、ブラジルのフェルナンド・デ・ノローニャでスキューバダイビングをしている姿をキャッチされていたとのこと。

映画『それでも恋するバルセロナ』が公開されてから1年半後、ロサンゼルスで行われたロサンゼルス・レイカーズの試合に訪れていたペネロペとハビエル。

それから10年近く経った頃に、「交際を開始したときに、二人の関係を公に話さないと決めていた」とペネロペは明かしています。

「私たちの関係を公にしなかったことは、互いにとって非常にいい選択でした。別の方法をとるのには違和感がありましたし、どうしてもできなかったんです」

ペネロペとハビエルは、2010年に開催されたスペインの映画祭ゴヤ賞で初めてカップルとして公の場に登場！

この時点で二人は3年間一緒に過ごしていたものの、仕事としてイベントに揃って参加することはなかったそう。

ゴヤ賞に出席した約1カ月後には、アカデミー賞授賞式にも揃って登場したペネロペとハビエル。

一緒にレッドカーペットを歩くことはなかった二人だけど、バックステージでは一緒にいる姿が目撃されていたよう。

第63回カンヌ国際映画祭で、初めて公の場でペネロペについて語ったハビエル。自身が主演を務めた映画『BEAUTIFUL ビューティフル』で主演男優賞を受賞し、受賞時のスピーチではこう語りました。

「私はこの喜びを、友人であり仲間であり、愛する人であるペネロペと分かち合いたい。恩に着るよ。君を心から愛している」

それから同年7月には、正式に結婚することとなった二人。彼らの結婚式は、バハマの友人宅でひっそりと行われたとのこと。

2010年はペネロペとハビエルがカップルであることを公に明かした年であり、一緒にいる姿がキャッチされたほとんどが、ロサンゼルス・レイカーズの試合会場だったそう。

また写真が撮られた12月は、すでに妊娠8カ月のときで、2011年1月に最初の子どもであるレオを迎えています。

初めての妊娠を振り返って、2022年の＜ハーパーズ バザー＞とのインタビューでは、このように語っていたペネロペ。

「幼い頃から子どもが欲しいと夢見ていた人間にとっても、やはり最初の数日、数カ月はとてもショッキングなことが続きます」

「でも子どもが生まれ、自分のことが二の次になるのは最高なことなのです。常に誰かのことを一番に考えるのはとても健康的で、そこから多くの幸せが生まれるのですから」

第83回アカデミー賞授賞式が、ペネロペとハビエルにとって出産後初の公の場に。彼は映画『BEAUTIFUL ビューティフル』でノミネートされたものの、受賞には至りませんでした。

また同年のゴヤ賞で主演男優賞を受賞したハビエルは、受賞時にこのようにコメントしています。

「毎日私の心を目覚めさせ、笑顔を与えてくれる妻と息子にすべてを捧げます」

ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムに名を刻むこととなったペネロペは、ハビエルやジョニー・デップなどの大物セレブと共にセレモニーに出席。

ペネロペはスピーチで、「ハビエルとレオは毎日私を幸せにしてくれています」と感謝のメッセージを送りました。

この日は、トロント国際映画祭に出席したペネロペとハビエル。なんと二人揃ってのイベント参加は1年以上ぶりだったそう。

同月＜GQ＞とのインタビューに応じたハビエルは、結婚生活についてこのように語っています。

「穏やかに過ごしながら、幸せな結婚生活を送っています。私に愛される機会を与えてくれた人に、心から感謝をしたいです」

また息子のレオについては、こうコメント。

「息子の目を通して気づかされることばかりです」

映画『悪の法則』で再び共演することとなった、ペネロペとハビエル。

同作品は映画『それでも恋するバルセロナ』とは異なって、彼らは恋愛関係になる役柄ではなかったよう。ペネロペは、マイケル・ファスベンダー演じる主人公の恋人役、ハビエルは麻薬売人役として参加しました。

ハビエルは2012年、映画『007 スカイフォール』に悪役ラウル・シルヴァとして出演。

この写真は、ハビエルとペネロペがロンドンのテート・ギャラリーで開かれた、ワールドプレミアのアフターパーティでの一枚。

また、同作品の監督であるサム・メンデスは、ペネロペが撮影セットに来たと語っています。

「ペネロペとハビエルが一緒にいる姿を見ると、二人は結ばれる運命だったのだと改めて感じます。彼らは本当に安定していますよ」

映画『007 スカイフォール』での活躍から、ハビエルのキャリアに対する数々の記事が出ており、＜Vulture＞ではこう報じられたことも。

「ハビエルは、有名人になることに憧れているようには見えません。どこにでもいるような人ではないのです。ペネロペ・クルスのような大スターと結婚していても、彼にはたくさんの謎があります」

「ハビエルはいわゆる“セレブ”のように、ギフト用のスイートルームに行ったり、自分の映画に関係ないレッドカーペットには顔を出しません」

「きっと彼は“イエス”と言うよりも“ノー”と言うことの方が多いのでしょう」

この頃スペインのテレビ番組『TVE!』に出演したペネロペは、第二子を妊娠していることを発表し、「とても幸せで興奮している」とコメント。

この写真は、ハビエルだけでゴヤ賞に出席したときの一枚。

この写真が撮影された2日後の2013年7月22日、ペネロペは無事第二子であるルナちゃんを出産。