長年人々の注目を浴び続けている、カントリー歌手のリアン・ライムス。ステージではその歌声でファンを魅了し、Instagramでは夫で俳優のエディー・シブリアンとの私生活を公開。

そんな華やかな面だけではなく、2歳の頃から発症しているという乾癬についてもオープンにしている彼女。37年にわたって乾癬とともに生きてきたなかで、彼女が学んだこととは――。

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乾癬とは、皮膚が盛り上がる、赤くなる、鱗状になってフケのようにはがれ落ちるなどの症状が特徴。体のどこにでも見られるけれど、ひじやひざの裏に最も出やすく、頭皮、背中、顔、手のひら、足にもよく見られるのだとか。

発症してからすぐに頭皮を含む全身に広がっていき、乾癬のない人生は知らないと言ってもいいというリアン。

「6歳の頃には体の80%に乾癬の症状が出ていました。手、足、顔…生まれてからずっと闘ってきたんです」
「乾癬がない人生は知らないんです。たまたま治療でよくなり、発疹がなくなった時期もあったけど、乾癬はいつも人生の一部でした」

幸い、リアンは現在の治療法のおかげで今は肌に症状が出ていないけれど、ずっと安定していることはないそう。また、去年発疹ができたときに投稿した自身のヌード写真は、ありのままの包み隠さない姿が話題に。

「(パンデミックによって)ストレスが増えて、炎症が起きたんです。それが、Instagramであの写真を投稿した時でした」
「これまで乾癬について話していたときには症状が出ていなかったので、本当のところを見てほしいと思いました。私も同じように苦しんでいると。誰もが自分のことを話せるようになればと思ったんです」

それから1年ほど経った今、リアンは製薬会社のノバルティスとシンディ・ローパーが配信するポッドキャスト番組<PSO in the Know>をサポートするように。乾癬についての意識向上のための番組で、リアンとシンディが目指しているのは、この病気を抱えている人々が孤独に陥らないようにすること。

「アメリカで800万人がこの病気を抱えているのを考えれば、こうしたコミュニティを作ることはものすごく重要なんです。辛いことやうまくいったことなど、あらゆる経験を共有すれば、人々を元気づけたり、励ましたりすることができると思うんです」

もっとも、同じような症状に苦しむ人々にリアンが伝えたいのは、自分を愛すること。

「今でも精神的に苦痛ではあります。外見に対する評価はほかの人からの目もあると思うから。でも、もっと大切なのは内面なんです」
「自分自身への思いやりやセルフラブはありふれた言い方だけど、とても重要。自分自身のすべてを受け入れるということです」

※この翻訳は抄訳です。

Translation:mayuko akimoto

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