イスラエルのネタニヤフ首相が入院、猛暑で脱水症状か

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イスラエルのネタニヤフ首相/Sean Gallup/Getty Images

イスラエルのネタニヤフ首相/Sean Gallup/Getty Images

エルサレム(CNN) イスラエルで猛暑が続くなか、ネタニヤフ首相(73)が15日、脱水とみられる症状で病院に収容された。

首相府の発表によると、初期検査の結果は正常で、容体は良好とされる。

ネタニヤフ氏は「軽いめまい」を訴え、中部テルアビブの病院に運ばれた。首相府は、同氏が引き続き通常の検査を受け、経過観察のために一晩入院すると述べた。

本人は同日公開した動画を通し、脱水症状だったことを示唆した。「昨日は妻と一緒にガリラヤ湖で、帽子をかぶらず水も飲まずに日なたで時間を過ごしたのが良くなかった」と語り、「ありがたいことに今の体調は大変良好だが、皆さんにひとつだけお願いがある。国内が熱波に襲われているので、もっと日に当たるのを控えて水を飲み、良い1週間にしよう」と呼びかけた。

イスラエルではここ数日、気温が30度台半ばに達し、今後1週間も同様の暑さが続く見通し。

同国の野党指導者ラピド氏は、ネタニヤフ氏の早い回復を祈るとツイートした。

イスラエルの副首相はレビン法相が兼務しているが、同国の基本法(憲法)は副首相と首相代行を別の役割と定めている。ネタニヤフ氏が職務を遂行できなくなった場合は、閣議で代行が選出されることになる。現時点で職務遂行不能の兆候はない。

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