習氏、ゼレンスキー氏と話す用意あると発言 中仏首脳の会談で 仏外交筋

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握手を交わすフランスのマクロン大統領(左)と中国の習近平国家主席/Gonzalo Fuentes/Reuters

握手を交わすフランスのマクロン大統領(左)と中国の習近平国家主席/Gonzalo Fuentes/Reuters

(CNN) 中国の習近平(シーチンピン)国家主席は6日、北京でフランスのマクロン大統領と会談した。ロシアとウクライナの戦争について、マクロン氏は習氏に「ロシアを説得し、全ての人を交渉の場に戻すという点で頼りになる」と伝えた。

フランスの外交筋がCNNに明らかにしたところによると、習氏は適切な時にウクライナのゼレンスキー大統領と話す用意があるとマクロン氏に伝えたという。

会談に先駆け、マクロン氏はロシアと緊密な関係にある中国がウクライナでの紛争の解決において役割を果たすことができるかもしれないとの考えを示していた。

会談の冒頭、マクロン氏は「ロシアのウクライナ侵攻は世界の安定に打撃を与え、何十年にもわたる欧州の平和に終止符を打った」と述べた。永続的な平和と国境の尊重という問題は中国、フランス双方にとって重要との認識も示した。

北京の人民大会堂で共同記者会見を開く両首脳/Ng Han Guan/Pool via Reuters
北京の人民大会堂で共同記者会見を開く両首脳/Ng Han Guan/Pool via Reuters

ロシアとウクライナの戦争について、中国は中立の立場を主張してきたが、これまでロシアの侵攻を非難しておらず、昨年は同国との経済および政治面での結びつきを強化した。

欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長も中国を訪問しており、フォンデアライエン氏を加えた3者会談も行われた。

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