携帯灰皿の使い方。種類別の特徴や使用時の注意点を解説

携帯灰皿を買ったはいいものの、使い方がよくわからずしまい込んでいるということはありませんか。この記事では、携帯灰皿の種類ごとの使い方や特徴、携帯灰皿を使う際のマナーや注意点まで一挙解説していきます。

携帯灰皿にはどんな種類がある?

携帯灰皿と一口に言っても、その種類はさまざまです。まずは一般的な携帯灰皿の種類についてチェックしていきましょう。

ポケットタイプ(ソフトタイプ)

ポケットタイプ(ソフトタイプ)は、 柔かいポケットのような形状をした携帯灰皿です。多くの商品では上部にスナップボタンが付いた蓋が付いており、これを開閉することで灰皿として利用することができます。

内部は耐熱性を高めるためにアルミニウムなどの金属でできていることが多いですが、表面の素材はビニールや紙、レザーまで様々。デザインの豊富さも、ポケットタイプ(ソフトタイプ)の携帯灰皿の大きな魅力の一つといえるでしょう。スリムな形状のため持ち運びも手軽にでき、幅広いシーンで活躍してくれるタイプです。

ハニカムタイプ

ハニカムタイプは、灰皿内部に丸い穴が連続して並んでいるタイプの携帯灰皿です。「ハニカム構造」と呼ばれるハチの巣のような構造に見た目が似ていることから、このように呼ばれています。

ハニカムタイプの携帯灰皿は、1本ごとに独立してたばこを押し消すことができるため、火の不始末が起こりにくい点が大きなメリットです。反面、その構造上あまり多くの吸い殻を収納することができないため、こまめに内部を清掃する必要があります。

シリンダータイプ

シリンダータイプは、円筒型の形状をした携帯灰皿です。コンパクトでスタイリッシュながらシンプルな構造で耐久性にも優れることから、アウトドアレジャーなどにも向いているタイプです。

カラビナ(もともと登山用具として用いられていた、リング状の金具)が付属しているものも多く、たとえばズボンのベルトループにさっとひっかけるといった方法で持ち運ぶことも可能。コンパクトなぶん収納容量は多くはありませんが、日帰りのレジャーやちょっとした外出の際には大活躍してくれるでしょう。

灰皿タイプ

灰皿タイプはその名の通り、小型の灰皿のような形状をした携帯灰皿です。平たい形状をしているため、外出時でも一般的な灰皿と同じように使用することができ、収納容量も大きいのが最大のメリット。シンプルでわかりやすい使いやすさが人気です。

種類別・携帯灰皿の使い方

ここまで携帯灰皿の種類を紹介してきましたが、それぞれどのように使えばよいのでしょうか。携帯灰皿の一般的な使い方をタイプ別にご紹介していきます。

※この記事ではあくまで、一般的な携帯灰皿の使用方法について記載しています。製品ごとの正確な使用方法については、 各製品に付属の取扱説明書等を必ずご確認ください。

ポケットタイプ(ソフトタイプ)の使い方

ポケットタイプ(ソフトタイプ)は、上部についているスナップボタンを開け、内部に吸い殻を押し込むことで使います。使用後はスナップボタンを閉めることで、吸い殻を持ち運ぶことができます。

ハニカムタイプの使い方

ハニカムタイプは、内部にある穴に差し込むような形で吸い殻を押し込んで使用します。

そのため、基本的には穴が空いている数の吸い殻しか収容することができず、携帯灰皿の大きさによってはこまめに内部を清掃する必要がでてくるというわけです。

シリンダータイプの使い方

シリンダータイプは、灰皿上部の蓋を外し、内部に吸い殻を収納することで使用します。

蓋は多くの場合ねじ式になっており、密閉性も高いものが多いため、持ち運んでいて灰がこぼれてしまったといったトラブルも少ないでしょう。

灰皿タイプの使い方

灰皿タイプは、開閉型またはスライド型の蓋を開け、テーブルに置いたり手に持ったりしながら、通常の灰皿と同じように灰や吸い殻を入れて使います。商品によっては「たばこ休め(たばこを置いておくためのくぼみのこと)」が付属しているものもあり、その点でも通常の灰皿と特段変わりなく使用することができるでしょう。

携帯灰皿を使用する際のマナーと注意点

ここまで携帯灰皿の使い方を説明してきましたが、もちろん携帯灰皿さえあればどこでも喫煙していいわけではありません。携帯灰皿を使用する際のマナーや注意点をチェックしていきましょう。

喫煙が可能かどうか確認する

当然のことですが、条例により路上喫煙が禁止されている区域では、たとえ携帯灰皿を持っていても喫煙することはできません。携帯灰皿を使用する際には、事前に各自治体の条例を確認し、自分がいる地域で路上喫煙が禁止されていないかどうかを確かめる必要があります。

路上喫煙禁止に関する条例は、各自治体のホームページ等から確認できます。マナー違反以前に法令違反になってしまわないよう、十分な注意を払うようにしましょう。

周囲への気配りを忘れずに

また、仮に喫煙が禁止されていない区域であったとしても、ところかまわず喫煙してもいいということにはなりません。周囲の環境や状況によっては、喫煙行為によって周りの人々に迷惑をかけてしまったり、不快な思いをさせてしまう場合もあります。

重要なのは周囲への気配り。携帯灰皿を使って屋外等で喫煙する際は、法令だけでなく周囲の状況をきちんと確認し、マナーを守るよう心がけましょう。

マナーを守って携帯灰皿を使おう

携帯灰皿の種類ごとの使い方と、使用時の注意点を解説してきました。携帯灰皿は便利ですが、それがあるからといっていつでもどこでも喫煙してよいわけではもちろんありません。周囲の状況に十分気を配りながら、マナーを守って携帯灰皿を使うように心がけましょう。

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