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芭蕉になりきり、中学生が俳句作り

更新日:2019年5月24日

氣比神宮境内の松尾芭蕉像を眺める生徒たち
氣比神宮境内の松尾芭蕉像を眺める生徒たち

江戸時代の俳人・松尾芭蕉が「おくのほそ道」の旅に出てから今年で330年を迎えるに当たり、5月14日、敦賀市立気比中学校の1年生が市内各地を見学して、俳句作りに取り組む校外学習が行われました。

今回の校外学習は、生徒にふるさとの良さを再発見してもらうことを目的に初めて企画され、生徒らは「芭蕉が現代の敦賀を旅したら、何を詠むか」を考えながら、氣比神宮、敦賀赤レンガ倉庫など市内5カ所を見学しました。

句碑に彫られた俳句を書き写す生徒ち
句碑に彫られた俳句を書き写す生徒たち

境内の池で俳句を考える生徒たち
境内の池で俳句を考える生徒たち

氣比神宮にて「氣比の池 静かに流れる 水の音」と詠んだ寺川(てらかわ) 大城(だいき)さんは「いつもよりじっくりと境内を見ることができた。自然や歴史的なものがたくさんあることに気づけて良かった」と話しました。

生徒らは今後、校外学習などで詠んだ俳句をもとに、現代版「おくのほそ道」を作成する予定です。

情報発信元

広報広聴課

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