ベニカナメモチ(紅要黐)(バラ科カナメモチ属)

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ページ番号 1026131 更新日  令和3年5月21日 印刷 大きな文字で印刷

ベニカナメモチ(紅要黐)(バラ科カナメモチ属)

ベニカナメモチ(紅要黐)(バラ科カナメモチ属)

自生環境

植栽(庭、公園など)

原産地

人工的な栽培種

特徴

  • カナメモチとオオカナメモチを交雑してつくられた園芸品種で、レッドロビンとも呼ばれています。病害虫の影響を受けにくく丈夫で、刈り込みにもとても強いことから、今や生垣の定番。世界じゅうに普及しています。
  • 常緑樹で葉は光沢のある深緑色ですが、新葉は鮮烈な赤色です。新芽の成長が盛んに春先はもちろん、季節に関係なく刈り込むたびに赤い新葉が出てきて、生垣を美しく彩ります。
  • 初夏、枝先に多数の小さな白い花がまるく集まって咲きます。ハナムグリやハチ、チョウなど、多くの虫さんが花を訪れます。結実率はあまり良くないですが、ときにまばらに結実することがあり、秋に赤く熟します。刈り込みを頻繁に行う場所では、花や果実はほとんど見られません。

ベニカナメモチの画像その1。若い葉が真っ赤で美しいので生垣によく使われる。枝先の若葉は鮮やかな赤色。成熟した葉は緑色になる。

ベニカナメモチの画像その2。1つの花の大きさは1センチメートルくらい。花びらは5枚。葉縁にはとても細かいギザギザがある。

ベニカナメモチの画像その3。たまに小さな丸い果実ができることも。熟すと赤くなるが、食用にはならない。

レッドロビンとも呼ばれる

 本種は園芸品種名のレッドロビン(Red Robin)という名でもよく知られています。かつて生垣には、野生種のカナメモチがよく使われていましたが、今では、身近な場所で見かけるものの大半が本種です。ちなみに、カナメモチの中から新芽の赤が美しい性質を持つ株を選別して、それを「ベニカナメモチ」と称することもあります。これは本種とよく似ていて、識別は困難を極めます。

市内の分布状況

人工的に作り出された種類です。庭や公園によく植えられていますが、自生はしていません。

市内の分布状況の図

予想される被害

今のところ特になし

庭や公園の生垣としてよく使われており、ときに果実をつけることがありますが、現時点では野生化したものは見られません。今後も野生化する可能性は低いと考えられます。

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