オニノゲシ(鬼野罌粟)(キク科ノゲシ属)

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ページ番号 1012815 更新日  令和3年5月19日 印刷 大きな文字で印刷

オニノゲシ(鬼野罌粟)(キク科ノゲシ属)

オニノゲシの図鑑

自生環境

道ばた、畑地 など

原産地

ヨーロッパ

特徴

  • 原産地はヨーロッパですが、今や世界じゅうに広がっています。小さな黄色いタンポポのような花を茎の先に次々と咲かせます。主な花期は春から夏ですが、季節に関係なくだらだらと咲き続ける傾向があります。
  • 日本在来種のノゲシと比べると、葉が硬くて光沢があり、縁は刺々しい姿をしています。名前の鬼もそんな姿が由来となっています。葉は茎を抱き、横から見るとぐるんと巻いているように見えるのが特徴です。
  • 茎に赤茶色の毛が生えるタイプをケオニノゲシ、毛の無いタイプをケナシオニノゲシ(狭義のオニノゲシ)と区別することもあります。

の画像その1。小さなタンポポのような花がたくさんつく。

の画像その2。若い株も葉のふちが細かくギザギザしている。茎の葉を横から見るとぐるりとまわりこんでいる。

の画像その3。品種・ケオニノゲシ。茎に毛が多い。

雑種のアイノゲシ

日本在来のノゲシ(ハルノノゲシ)とオニノゲシの間には、アイノゲシと呼ばれる雑種ができることがあります。アイノゲシは、ハルノノゲシとオニノゲシを足して2で割ったような姿をしていて、不稔でタネが成熟しないのが特徴です。ノゲシとオニノゲシは同じような場所に混じるようにして生えるため、ていねいにさがすと市内でもあちこちで見ることができます。

市内の分布状況

市内全域、環境を問わずどこにでもごく普通に生育しています。

市内の分布状況の図

予想される被害

  • 交雑
  • 競合or駆逐

各地で旺盛に繁茂し、他の在来種の生育場所を奪う原因になっています。また、在来種のノゲシとのあいだにアイノゲシという雑種ができます。アイノゲシは市内にも見られます。

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