木曽馬最高齢の寿号、38歳に 足腰も歯も丈夫
2020年5月11日 02時00分 (5月27日 04時10分更新)
木曽町開田高原の木曽馬乗馬センターで飼育されている雌の「寿号」が十日、満三十八歳の誕生日を迎えた。全国に約百四十頭いる木曽馬では最高齢とされる。警戒心が強く気難しい性格というが、センター内で静かに余生を過ごしている。
寿号は旧開田村の農家に生まれ、センターの前身となる村営木曽馬牧場に移された。これまでに母馬として五頭を出産している。中川剛場長(43)によると、木曽馬の寿命は二十歳代後半で、寿号は国内で飼育されている馬の中でもトップクラスの長寿。足腰は今も健在で放牧場で駆けることもある。
中川場長は「歯が丈夫であることに加え、ひづめが固く形が良いので関節への負担が少ない」と長寿の理由を分析。加...
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