石原さとみ「いち早くお届けできうれしい」出産後初の主演映画、完成披露試写会で涙こらえ感謝
2024年4月16日 20時26分
女優の石原さとみ(37)が16日、東京都内で開かれた主演映画「ミッシング」(吉田恵輔監督、5月17日公開)の完成披露試写会に登壇した。
石原にとって2022年4月の出産発表後初めての主演映画の舞台あいさつ。「きょうはお集まりいただき、ありがとうございます。私の夢がかなった作品。いち早くお届けできることがうれしい」と感慨深げに語った。時折泣きそうになり「1カ月後公開なんで、まだ早い」と泣くのをこらえ、両手をバタバタさせた。
突然いなくなった娘の帰りを待つ家族がマスコミと世間の声に翻弄(ほんろう)される物語。石原は23年3月にクランクインし、出産前の最後の芝居から1年9カ月ぶりとなる芝居に臨んだ。
出演の経緯について「7年前に今のままじゃいけない、自分を壊してほしい」と”変えてくれる人”を探し、吉田監督の作品に出合い、出演を直談判したが、1度は断られたという。同監督は「石原さんは華がすごい。俺の映画は地味」と、いったん断った理由を語り「たぶんみんなが知っている石原さとみさんじゃないものが映っている自信はあります」と胸を張った。
中村倫也(37)は石原と約20年ぶりに共演したことが感慨深かったといい「同い年で同じ誕生日で同じ血液型。僕がこの仕事を始めた時、同世代のトップを走っていた。石原さとみの背中を追いかけていた」と話した。
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