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<フォーカス> 美濃加茂市長がブラジル視察報告 出稼ぎから観光へ、変わりゆく来日目的

2024年3月31日 05時05分 (4月1日 15時05分更新)
 美濃加茂市の藤井浩人市長が2月1~4日、ブラジルを視察し、その成果を今月、市民を集めて報告した。美濃加茂市は人口5万7500人のうち外国籍の人たちが1割を占める。3月1日時点で、ブラジル国籍の人は2172人で外国人数で2位(1位はフィリピン国籍の2583人、3位はベトナム国籍の478人)。視察をともに暮らすまちづくりに役立てる。(三田村泰和)

ブラジル国籍の20~30代を招き、声を聞く(左から)藤井市長、森議長=美濃加茂市本郷町の東図書館で

 市長は「話したいことがたくさんある」と駆け足で視察の結果を報告した。ブラジルまで空路で約27時間。現地の教育、労働環境、今後の来日動向などを考えるのが訪問目的だった。サンパウロ市の私立の幼稚園-高校一貫校、親の都合で来日してブラジルに戻った子を支援しているNPO「カエルプロジェクト」、市職員(通訳)だった荒巻カイオさん、ブラジル岐阜県人会などを訪ねた。...

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