しだれ梅が見ごろ「言葉にできない美しさ」 鈴鹿の森庭園、早くも春色
2024年2月23日 21時43分 (2月23日 23時32分更新)
三重県鈴鹿市の「鈴鹿の森庭園」で、高さ5メートル超のしだれ梅の花が見ごろを迎えた。垂れ下がった枝に咲いた花々で木全体がピンク色や白色に覆われたようになり、地面には花びらのじゅうたんが広がり、幻想的な光景が楽しめる。
2万平方メートルの園内には、しだれ梅を中心に約30品種の200本ほどが植えられている。今月中旬まで暖かい日が続いたため、2014年の開園以来最も早い12日に開花。例年と比べて10日ほど早く、見ごろを迎えた。
兵庫県宝塚市から妻子と訪れた会社員高橋俊宏さん(41)は「4年連続で来ているが、言葉にできない美しさ」とほほ笑んだ。
運営する「赤塚植物園」(津市)の担当者は「今後の天候次第だが、来週末ごろまでは楽しめそう」と話す。営業は午前9時から午後8時半まで。入園料が必要。日没後はライトアップもある。
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