豊田市長選、半世紀ぶりに自民・労組が分裂へ 元県議新人と現職が届け出
2024年1月28日 20時39分 (1月28日 20時57分更新)
愛知県豊田市長選が28日告示され、新人で元県議の鈴木雅博氏(44)と、4選を目指す現職の太田稔彦氏(69)がいずれも無所属での立候補を届け出た。鈴木氏は県議時代は自民党県議団所属(既に離党)で、太田氏はトヨタ労組系の市議団が支援している。約半世紀ぶりに自民、労組が分裂した選挙戦となる。投開票は2月4日。
同市長選では1976年以降、市議会最大の自民系会派と2番目の労組系会派、地元財界が協調して市職員出身の候補者を支援する構図が続いてきた。51年の旧挙母市発足以降、4期を務めた市長はおらず、今回は主要会派相乗りの市長選の在り方や多選なども争点となる。
鈴木氏は、市独自の障害者雇用支援体制の確立など福祉施策や子育て支援策の拡充を訴える。太田氏は3期12年の実績を強調し、各種市民団体との関係強化によるまちづくりの進展を掲げている。
2候補者の第一声(上から届け出順)
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