本文へ移動

れいわ・山本太郎代表「行ってきます」再び被災地訪問を表明 政府の対応の遅れ批判「余裕だな、永田町は」

2024年1月10日 22時51分

このエントリーをはてなブックマークに追加
 れいわ新選組代表の山本太郎参院議員が10日、自身のX(旧ツイッター)に「今から能登半島、行ってきます」と投稿し、再び能登半島地震の被災地を訪問すると表明した。

れいわ新選組・山本代表

 山本議員は5日に能登町に入り、避難所の状況を報告。食料の課題やキッチンカーの役割などを強調した上で「そんな話をしながら彼らの晩ごはんの炊き出しに誘われ凍える寒さの中、カレーをいただく」などと投稿。その後も7日まで、現地の被災状況や課題を写真付きで伝えていた。
 10日夜に山本議員はXを更新。国会で災害特別委員会の理事懇談会が開かれたことを記し、地震発生から9日も過ぎていることに「私の感想は、『ずいぶん余裕だな、永田町は』である」「言いたいことを簡単にいうと、さっさと総理入りで災害委員会開いて、被災された皆さんへのバックアップを議論しようぜ、それが最優先課題だろ?」と政府の対応の遅れを批判した。その上で、能登半島を再訪問する意向を記した。
 一方で、山本議員の被災地入りを批判する声もある。日本維新の会の音喜多駿参院議員は7日、Xに「被災地からの再三再四の悲痛な呼びかけを無視し、レンタカーで渋滞の一因になりながら現地を回った国会議員から上がってきたレポートが、ことごとく政府や県知事、関係者がすでに把握済みの情報ばかりであったという事実は、しっかりと後世にまで語り継いでいくべき。何やってんだよ、本当に」と投稿。YouTubeやブログでも山本議員を執拗に非難している。

関連キーワード

おすすめ情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ