天童よしみ、阪神が38年ぶり日本一…「38年前の曲でその時に日本一、深いつながりが」【紅白歌合戦リハ】

　大みそか午後７時２０分から放送される「第７４回ＮＨＫ紅白歌合戦」のリハーサルが２９日、東京・渋谷のＮＨＫホールで始まった。演歌歌手の天童よしみ（６９）は、「道頓堀人情」で２８回目の出場。今年はプロ野球で阪神が３８年ぶりの日本一に輝いたことから、大阪出身の天童が優勝で盛り上がった大阪の名所から中継で出演する。自身にとって紅白で初のロケ、生中継で「ワクワクしてます。大阪帰れるんやって」と関西弁で喜びをかみしめた。

　阪神の前回日本一は１９８５年で、「道頓堀人情」も同じ年にリリースという実は深い縁がある。「３８年前の曲でその時に日本一になられて、深いつながりがある。うれしくてたまらない」と本番に向けて笑顔を弾ませた。

　今年は、「湯道」「ＢＡＤ　ＬＡＮＤＳ」など映画３本に出演するなど女優業でも活躍。今年を表す漢字を問われると「躍動の”躍”ですね。生き生き元気に歌ってきた」とキッパリ。続けて「ミュージカルにも初挑戦し、映画も経験して、歌にあらためて目覚めさせていただいた気もする」と語った。

　また、来年については「ちょっとすごいですよ。やるぞ、という感じ」と詳細は明かさなかったがビッグチャレンジも宣言。「空を飛ぶとかはないですが（笑）　生き生きとやりたいと思います」と張り切っていた。