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欧勝海、十両昇進へ望みつなぐ勝ち越し 同郷先輩・十両大の里「じっとしていられず花道で見ていた」【大相撲九州場所】

2023年11月23日 16時34分

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◇23日 大相撲九州場所12日目(福岡国際センター)
 西幕下2枚目の欧勝海(22)=鳴戸=が、十両千代栄を破って4勝3敗で勝ち越しを決め、新十両昇進に望みをつないだ。同じ石川県津幡町出身で小学生時代に同じ相撲クラブで汗を流した1学年上の十両の大の里(23)=二所ノ関=も、大きな1勝を祝福した。

欧勝馬(奥)を押し出しで破った大の里


 師匠の鳴戸親方(元大関琴欧洲)が審判として、土俵下で見守る中で押し込まれながら逆転。「素直にうれしい。押し込まれたけど、最後まであきらめずに前に攻められた」とにっこり。
 大の里から今場所、取組前の支度部屋で「立ち合い、固めていったほうがいい」などとアドバイスをもらうこともあったといい「ありがたかった」と振り返った。
 新潟・海洋高でも先輩だった大の里は「じっとしていられなくて、花道で見ていました」と打ち明けて「部屋は違うけど、一番上がってほしい存在。負けていられないと思った」。十両トップタイの9勝目を挙げた自身の取組よりも、熱く語っていた。
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