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J3・FC琉球、シーサー簡略化などで議論呼んだエンブレム変更をいったん撤回 来季は色調変更し現行のままに

2023年11月9日 19時35分

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 J3・FC琉球は9日、議論を呼んでいた来季のエンブレムについて、色を調整した上で現行のエンブレムを採用すると発表した。
 同クラブは、10月26日に、簡略化したシーサーをかたどった新エンブレムを来季から採用すると発表。しかし、現行のエンブレムが、伝統色「ベンガラ」や、写実的なシーサー、琉球王朝の冠など、沖縄の伝統を反映した意匠だったことから、一部のサポーターから反発があった。

FC琉球が来季使用するエンブレム(左)とシンボルマーク(クラブ公式ページから)


 クラブは、来季から採用するとしていた新エンブレムを「シンボルマーク」として使用することを発表。エンブレムについては、2025年シーズンに向け、より開けたプロジェクトを経て決定する。
 倉林啓士郎社長は公式ページで「エンブレムに関しては、ファン・サポーターの皆様やステークホルダーの皆様とも対話を重ねながら、よりオープン化した形で制作プロジェクトを再始動して参ります」と表明した。
 X(旧ツイッター)上では「現行エンブレムを永続的に活用していくと更に嬉しいです」「真摯にサポーターと向き合い、判断してくれたことをとても嬉しく思います!」「マジで良かった~」などと肯定的に捉える人が相次いだ一方、「ただ現行のエンブレムだとグッズ展開するには難しい部分あるだろなとは素人目にも容易に想像つく」と理解を示す人もいた。

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