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元中日の近藤真市監督、悲願の初優勝ならず 「負ければ監督の責任」「僕の采配のミス」【岐阜聖徳学園大】

2023年10月11日 13時41分

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マウンドでバッテリーに声をかける岐阜聖徳学園大の近藤真市監督(左)

マウンドでバッテリーに声をかける岐阜聖徳学園大の近藤真市監督(左)

◇11日 東海地区大学野球岐阜県リーグ 中部学院大6―2岐阜聖徳学園大(長良川球場)
 元中日の近藤真市監督(55)率いる岐阜聖徳学園大は、2―6で首位の中部学院大に敗れた。近藤監督は「流れとしては悪くなかった。負ければ監督の責任」と敗戦を受け止めた。
 どちらに転ぶか分からない一戦だった。3回1死二塁から1番・前田の適時打で先制。4回にも1点を追加した。しかし、5回に失策も絡み同点に追い付かれると7回に2番手の丸山が捕まり、一挙4失点。「僕の采配のミス」と唇をかんだ。
 試合展開にかかわらず、近藤監督には一貫していることがある。ベンチで多く笑顔を見せることだ。「硬くなっても仕方ない。元気に楽しくやってほしい」。選手の力を引き出すために寄り添い、鼓舞してきた。主将の横井一樹外野手(4年・岐阜聖徳学園)は「伸び伸びやれる環境をつくってくれた」と感謝を語った。
 近藤監督就任後の初優勝は逃したが、最終週の直接対決まで同率首位と中部学院大に食らい付いた。「こういうしびれた試合を経験できたのは大きい。それを練習で生かして、心も体も強くなっていかないといけない」。来春に向け、また一歩ずつ階段は上っていく。

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