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安藤美姫さん「人の目が怖い」カメラに追われた高校時代 フィギュア「トリノの星」に熱狂

2023年10月11日 05時05分 (10月11日 22時39分更新)

2007年、日本での世界選手権で初優勝し、スタンドの観客と握手

 放課後、電柱の陰からカメラがのぞいていた。制服姿で、校門を出たところをパシャリ。無視して歩くと後をついてくる。「何で? 何のために撮るの?」
 翌年にトリノ五輪を控えていた2005年のこと。フィギュアスケーターとして注目されるのは分かる。でも、なぜ高校生活まで撮るのか。自宅前。木陰にカメラマンらしき人がいる。「怖い」。見知らぬ視線におびえた。
 始まりは02年。オランダで開かれた大会で4回転サルコーを跳んだ。14歳だった。
 本人にとっては「2回転、3回転と跳んだから、次は4回転」と自然な流れで跳んだジャンプ。だが、周囲は色めき立った。...

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