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間寛平、一時は「引退を考えていた」 男女ユニット『秘蔵っ子』が売れるまで吉本新喜劇のGM続ける

2023年10月5日 05時00分

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 お笑いタレントの間寛平(74)が4日、東京都内で「吉本新喜劇まつり2023」(大阪市・なんばグランド花月、8日午後7時半開演)の取材会を開いた。間は一時は引退も考えたが、現在は吉本新喜劇GMとして後進育成にまい進している。

拳を握り吉本新喜劇まつりをアピールする間寛平

 間は2022年2月にGMに就任し、吉本新喜劇の改革に着手した。若手の給与を上げることを社長に要求。プロ野球・阪神の岡田彰布監督よりも「先だった」と自信をのぞかせる。
 就任後約1年8カ月間を振り返り、自身の芸風が「アヘアヘ」や「かい~の」などであることから「なかなかみんなが言うことを聞かない」と打ち明け、笑いを誘った。
 座員を怒ることもあるが「僕は注意したことがないんで疲れる」とし、ストレスで吹き出物ができることもあるという。改革は道半ばで、20代の男女ユニット「秘蔵っ子」が売れるまでGMを続けるつもりだ。
 実は4、5年前に「今年10月10日に引退を考えていた」と告白。「やりたいことがあった」とし、詳細は語らないが「夢はまだ持っている」と話す。
 現在は若手の指導のほか、全国で自身がプロデュースする公演を展開。間の代名詞的なマラソンについては続けているといい、「できたら100歳まで生きてフルマラソンを走りたい」と目標に掲げる。
 今年のまつりに出演するのは「新喜劇座員総選挙」の「選抜30人」とオープニングアクトを務める「秘蔵っ子」。一夜限りのオールスター新喜劇を繰り広げる。間は「全国のみなさんに新喜劇がどういうものか知ってもらうためにオンラインで見てもらいたい」と知名度向上に意欲を見せた。

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