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貴景勝、1年ぶりに3大関となる土俵に「ファンが楽しみにしてくれてますから。いい相撲を」【大相撲】

2023年8月31日 17時11分

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若い衆の稽古を見守る貴景勝

若い衆の稽古を見守る貴景勝

 大相撲の大関貴景勝(27)=常磐山=が31日、秋場所で実現する霧島(陸奥)、豊昇龍(立浪)との大関対決に自信を見せた。2人とはお互いに大関となって初の対戦となるが、過去、貴景勝がお互いに大関として初対戦したときの成績は3勝1敗。先輩大関の意地を見せ、7度目のかど番場所で勢いに乗りたい。同日は東京都板橋区の常磐山部屋で朝稽古した。
 誰と取っても一番は一番。力むことはない。その一方で、場所の終盤で組まれる看板力士の激突への期待の高さは、誰よりも分かっている。「ファンが楽しみにしてくれてますから。いい相撲を取れれば。淡々とやれることをやっていく」
 大関在位は現役最長。秋場所で26場所目となる。大関対決は、2020年秋場所に朝乃山、21年春場所で正代に勝ち、同年夏場所では大関復帰場所だった照ノ富士を千秋楽結びで破った。存分に力を発揮できる舞台だ。
 名古屋場所を両膝半月板損傷で全休し、この日は土俵に入らなかったが、十両貴健斗との立ち合いの確認では、踏み込みを左右両足で試す場面も。「どっちでもできるように」と準備は着々。1年ぶりに3大関となる土俵で、主役に躍り出る。
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