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八角理事長『還暦土俵入り』へ20年ぶり締め込み姿「60歳の体だとは思うが」衰え知らずの肉体披露

2023年6月30日 17時14分

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還暦土俵入りに向けて20年ぶりの締め込み姿で稽古場に立つ八角理事長

還暦土俵入りに向けて20年ぶりの締め込み姿で稽古場に立つ八角理事長

 9月2日に東京・両国国技館で還暦土俵入りを披露する八角理事長(元横綱北勝海)が、名古屋市中川区にある宿舎の稽古場で20年ぶりに締め込みを巻いた。
 還暦土俵入りに向けて名古屋の強い日差しで体を焼き、弟子の指導をしながら四股を踏むなど体を動かしている。「締め込みは現役時代の最後に締めていたもの。60歳の体だとは思うが土俵入りをやるから鍛えるのではなくて、何十年もやってきているから。ストレッチもまた割りも」。その姿に稽古場もピリッと締まる。
 太刀持ちを務めるのは9月30日に両国国技館で引退相撲を行う部屋付きの君ケ浜親方(元関脇隠岐の海)。まげを落とす前にできる親方は、「緊張しますけど、ほんとに名誉なことです。師匠の花道を最大限、飾りたいです」と話す。
 露払いを務める北勝富士は、「(締め込み姿を見て)威圧感というかオーラというか。横綱だったんだとあらためて感じました。普段からトレーニングされていて体も張ってますし。露払いをさせていただけることは幸せです。できない人が多い中で光栄なこと」と感謝を込めた。
 2人の弟子を従える理事長は「三役に上がった2人。私が弟子を育ててきた証し。(君ケ浜親方は)まだちょんまげもついている。絵になるでしょう」と話していた。
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