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ありがとう「わさお」13歳で死す “ブサカワ”秋田犬として人気者、映画化も…今年4月ごろから衰弱

2020年6月9日 12時11分

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“ブサカワ犬”として親しまれた「わさお」

“ブサカワ犬”として親しまれた「わさお」

 ブサイクだけどかわいい「ブサカワ」として人気だった秋田犬の「わさお」が8日に亡くなったことが分かった。支援団体の「わさおプロジェクト」が9日、明らかにした。推定13歳で、死因は多臓器不全。今年4月ごろから衰えが進み、自力歩行ができなくなっていたという。
 わさおはもともと捨て犬で、青森県鰺ケ沢町で名物焼きイカ店「きくや商店」を営む故菊谷節子さんが2007年に保護し、育ててきた。ブサカワとしてやがて同店の看板犬となり、テレビでも紹介されたことで一気に人気者になった。
 11年には薬師丸ひろ子主演の映画「わさお」が公開され、人気は不動に。その後も旅行業者が「わさおに会えるツアー」を企画したり、JR鰺ケ沢駅の観光駅長に就任するなど、地域の発展にも貢献してきた。
 飼い主の菊谷さんが17年に亡くなってからは、支援団体がわさおの面倒を見てきた。
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