独創キラリ力作アート 市美展ふくい始まる 福井市美術館
2023年5月20日 05時05分 (5月20日 05時05分更新)
福井市の美術の祭典「第三十六回市美展ふくい」(市など主催、日刊県民福井・中日新聞社など後援)が十九日、市美術館(アートラボふくい)で始まった。二十八日まで。
市内に在住または通勤・通学する人を対象に、日本画、絵画・造形、彫刻、書、工芸、写真、デザインの七部門で作品を募集。入賞・入選した作品と、これまでの実績を踏まえて審査なしで出品が認められた作品計四百二十五点が並ぶ。
日本画や絵画部門では、福井駅周辺や田園など身近な風景を描いた作品が目立つ。工芸部門は革工芸や陶芸、人形などさまざまな素材を使った力作がそろう。デザイン部門は、書籍の表紙カバーを表現した「イケないヤツら」や、カプセル販売機と商品ポスターを創作した「機械生物コレクション」など、独創性が光る。
入場無料で午前九時〜午後五時半。会期中は無休。 (成田真美)
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