〝2時間ドラマの帝王〟船越英一郎が〝2時間ドラマの帝王〟演じる 「プロデューサーが〝船越ありき〟でつくりだしてくれた作品」
2023年5月8日 05時00分
俳優の船越英一郎(62)が、6月3日スタートのフジテレビ系連続ドラマ「テイオーの長い休日」(土曜午後11時40分、東海テレビ制作)で主演を務めることが7日、分かった。2時間ドラマでの主演作が多く〝2時間ドラマの帝王〟や〝ミスター2時間ドラマ〟などと呼ばれてきた船越が、劇中で落ちぶれた〝2時間ドラマの帝王〟を演じるユニークなヒューマンコメディーだ。
ドラマは、テレビ局が時代の流れを受けて2時間ドラマの制作から撤退し、仕事がなくなったベテラン俳優熱護大五郎(あつもり・だいごろう)が、新しい女性マネジャーとの出会いで第一線への返り咲きを図り、人生のリベンジに奔走するストーリー。船越は「プロデューサーが〝船越ありき〟でつくりだしてくれた作品で、熱烈なラブレターとして受け取らせていただきました」とオファーを快諾。
熱護は船越と同じ62歳の設定。劇中の帝王について船越は「『不器用でかわいそうな初老の男』です。本当はすごく純粋で、情に厚くて、涙もろくて、俳優としての矜持(きょうじ)、あるいはルールを自分の中にたくさんつくり上げている。自分でルール、〝足かせ〟をたくさんつけて追い込むことで、俳優という表現者にとって最もふさわしい生きざまを貫いているんです」と分析する。
その上で「僕、船越英一郎の中に、熱護大五郎が住んでいるようにも思いますし、熱護の中には、僕が住んでいるような気もします。言ってみれば、違う環境で、違う親に育てられた双子といったようなところでしょうか」と話し、リアル帝王としての生きざまも役づくりに投影していく考えだ。
東海テレビの松本圭右プロデューサーは「仕事がない!とか、偏屈!とか、船越さんとは全く違うキャラ設定をつけてしまった…怒られたらどうしよう…」と思っていたと明かすが、船越から笑顔で「いいじゃん。台本も面白いね!」と言われたという。さらに「苦境に立たされた『変われない男』を船越さんに演じていただき、同じように頑張っている誰かの背中を押すドラマをお届けできれば」と話している。
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