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【中日】高橋宏斗「どんな場面でも全力でベストパフォーマンスを」侍ジャパン史上最年少選出

2023年1月27日 05時45分

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中日・高橋宏斗

中日・高橋宏斗

 3月に開催される「カーネクスト2023ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次ラウンド東京プール」の日本代表「侍ジャパン」のメンバーが26日、発表され、中日からは高橋宏斗投手(20)が唯一、選出された。背番号は28。高卒3年目の代表入りは2009年の第2回大会の田中将大(楽天)以来で史上最年少。6日に先行発表された12人を含む計30人の侍が、14年ぶりとなる同大会の頂点へと挑む。
◇ ◇ ◇
 成長著しい竜のエース候補に、これ以上ない舞台が用意された。実に6年ぶりとなる野球世界一を決める祭典。ダルビッシュや大谷らメジャーリーガーに加え、山本(オリックス)や佐々木朗(ロッテ)ら球界屈指の実力者が顔をそろえる投手陣に高橋宏が選出された。
 「選出していただき本当に光栄です。栗山監督をはじめ選出に携わった方々に感謝したいと思います。自分の一つの目標としていた舞台なので、世界一に貢献できるよう、どんな場面でも全力でベストパフォーマンスをしていきます。また先輩方から多くのことを学び、これからの野球人生に生かしていきたいです」と右腕はコメントした。
 愛知県尾張旭市出身。2021年に愛知・中京大中京高からドラフト1位で中日に入団すると、2年目の昨季は19試合に登板して6勝7敗、防御率2・47。常時150キロ超えの直球と宝刀・スプリットを操り、規定投球回未満ながらリーグ3位の計134奪三振をマークした。
 昨年の侍ジャパン強化試合でも中日から唯一の選出。11月5日の日本ハム戦(東京ドーム)で2番手として登板すると、滑りやすいとされるWBC公式球をものともせず、3イニング3安打2奪三振無失点と上々の侍デビュー。投球数が制限される国際大会ならではの役割「第2先発」を無難にこなし、栗山監督のハートを射止めた。
 国際大会のマウンドとともに球界トップクラスの選手と過ごす時間も、かけがえのない時間になるはずだ。昨年11月に侍ジャパンに招集された際は、先輩ばかりの投手陣ほぼ全員に話しかけ、調整法などを学んだ。今回は国内選手のみならず、第一線のバリバリで活躍するメジャーリーガーも参加。好奇心旺盛な20歳には夢のような時間になるに違いない。
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