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岸田派「宏池会」前会長、古賀誠元幹事長インタビュー 「専守防衛を完全に逸脱」

2022年12月16日 05時05分 (12月16日 05時06分更新)

安保政策について話す自民党の古賀誠元幹事長=東京都千代田区で

 岸田政権が安全保障政策の指針「国家安全保障戦略」など三文書改定を閣議決定するのを前に、岸田文雄首相が会長を務める自民党派閥「宏池会」前会長の古賀誠元幹事長(82)が本紙のインタビューに応じた。文書に盛り込まれる反撃能力(敵基地攻撃能力)の保有に懸念を示し「完全に専守防衛を逸脱してしまう」と主張。師弟関係にあった首相には「少なくとも国民にきちんと説明しなければならない」と注文した。
 古賀氏は、ロシアによるウクライナ侵攻や台湾有事の懸念、北朝鮮の核開発など安全保障環境の変化は認めつつ「それで、なぜ敵基地攻撃能力を持つミサイル(保有)につながるのか。抑止力になるのか」と疑問視。「保有すれば実質的に...

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