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夕映えの日本海 満喫を 滑川市民交流プラザ

2022年8月17日 05時05分 (8月17日 10時10分更新)
四角い見た目が印象的な滑川市民交流プラザ=滑川市吾妻町で

四角い見た目が印象的な滑川市民交流プラザ=滑川市吾妻町で

  • 四角い見た目が印象的な滑川市民交流プラザ=滑川市吾妻町で
  • あいにくの曇り空だが、富山湾越しにぼんやりと対岸が見える=滑川市吾妻町で
  • 1階エレベーター横には、その日の日の入り予定時刻が貼り出されている=滑川市吾妻町で
 滑川駅周辺でひときわ背の高い五階建ての建物。ガラス張りの外観が特徴で、二階に子ども図書館、三階に貸部屋スペース、四階に休憩スペース、五階に入浴施設「あいらぶ湯」が入居し、屋上は展望台として一般開放されている。
 日本海に沈む夕日を見ようと、午後六時半ごろ施設に到着。一階のエレベーター付近には「本日の日の入予定時刻」と書かれた張り紙がある。この日の日の入りは午後六時五十一分。エレベーターに乗って屋上を目指した。
 吹き抜けになった建物中央部分を彩る、ホタルイカ漁を模した青い光を見ながらぐんぐんと上へ。扉が開くとそこは屋外で、展望台は三百六十度自由に歩き回れる。
 辺りに視界を遮る建物はなく、滑川の街並みが眼下に広がる。案内板によると立山連峰や富山湾を挟んだ能登半島まで一望できるらしいが、この日はあいにくの曇り空。波の様子はうかがえたものの、対岸の景色や遠くの山並みはぼんやりとしか見えない。
 夕日が沈む景色を拝めず残念に思ったが、よくよく見ると曇り空でも趣深い。雲の合間から濃淡の異なるあかね色の光が漏れ、海原をまだらに染める。ぼんやりと見える対岸の半島は、まるで山水画を見ているようだ。
 日が暮れる前に急いで階下のあいらぶ湯へ。山側と海側にそれぞれある浴場は奇数日と偶数日で男湯と女湯が入れ替わる。この日は女湯が海側。地元の海洋深層水を使った塩分濃度3%の湯につかりながら夕空に染まる日本海を堪能。一カ所で何通りもの風景が楽しめた。 (西村理紗)
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