【甲子園】興南、集中打で5点先制! 死球、エラーから中軸打者がきっちり返す
2022年8月8日 17時44分
◇8日 全国高校野球選手権大会 1回戦 興南―市船橋(甲子園)
4年ぶり13度目出場の興南(沖縄)が、3回に集中打を浴びせ、一挙5点を先制した。
1死から1番の仲程雄海遊撃手(2年)が死球で出塁すると、次打者の長田悠左翼手(3年)は一ゴロ失策で一、二塁。ここで3番の主将、禰覇(ねは)盛太郎中堅手(3年)が放った二塁へのゴロは少しはねて、強襲の適時二塁打となった。さらに4番の盛島稜大捕手(3年)が中前適時打。さらに安座間竜玖右翼手(3年)が3連続適時打となる中前打を放ち、3点目を入れた。
なおも金城南隆一塁手(3年)の二ゴロの間に1点を加え、呉屋輝三塁手(3年)の右前適時打で5点目を入れた。
昨秋の九州大会は準々決勝で大島(鹿児島)に敗退。今春センバツ出場に希望をつなげられず、ケガのためメンバーから外れていたエースの生盛亜勇太投手(3年)に禰覇主将らナインは、泣きながら謝ったという。その悔しさを抱いて臨むはずだった今春の沖縄大会は部内のコロナ感染拡大のため出場辞退。苦い経験を糧にやってきた甲子園で躍動した。
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