横峯さくら、ママ初Vは持ち越し 愛息の写真に「ママ頑張れ、って吹き出しを書き込んで」自身を鼓舞【女子ゴルフ】
2022年8月7日 20時18分
◇7日 女子ゴルフ 北海道meijiカップ最終日(北海道北広島市・札幌国際CC島松C)
首位と3打差9位から最終日をスタートした横峯さくら(36)=エプソン=が6バーディー66で通算8アンダーまで追い上げたが、1打差の2位。ママ初Vは持ち越された。1打差3位から出たイ・ミニョン(韓国)が9アンダーで2019年のゴルフ5レディス以来2年11ヵ月ぶりの日本ツアー通算6勝目を飾った。JLPGA最年少の桜井心那(ここな、18)が横峯と並ぶ2位に入った。
◇
前半9ホールで5バーディー奪取。16番でも7メートルの難しいパットを沈めて“さくらママ”こと横峯の名前がリーダーボードのトップに立った。
母・絹子さんに連れられて愛息・桃琉(とうり)くん(2)も見守った中、最終18番パー5の第3打を寄せられず、結局は1打差2位に終わったが「今週、練習場でつかんだことがあって。久しぶりのノーボギー、長いパットも決まってくれてビッグスコアが出せてよかった」。表情には充実感がにじんだ。
8年ぶりの日本ツアー復帰を果たした今季、5月下旬から7戦連続の予選落ちを喫するなど、ママ初Vへの苦悩が続いている。コースメモには桃琉くんの写真をはさんで持ち歩き「ママ頑張れ、って吹き出しを書き込んで」、自身を鼓舞しながら戦っている。
この2位で得たポイント加算で、9月下旬以降の終盤戦出場権はほぼ手中に。「今日みたいなプレーができれば、優勝のチャンスはあると思います」と自信もよみがえった。
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