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関ジャニ∞ 18周年記念「18祭」エンタメ満載で14万人超楽しませる【メンバーコメント付き】

2022年7月18日 04時00分

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関ジャニ∞の(左から)横山裕、大倉忠義、安田章大、丸山隆平、村上信五

関ジャニ∞の(左から)横山裕、大倉忠義、安田章大、丸山隆平、村上信五

アイドルグループ「関ジャニ∞」がグループ名に冠する“エイト”にちなみ、デビュー18周年を記念したライブイベント「18祭」(じゅうはっさい)の横浜公演を16日と17日に日産スタジアムで開催した。ジャニーズ所属アーティストによる日産スタジアム公演は、2006年8月のSMAP以来16年ぶり2組目。火あり、水あり、笑いあり。そして、バンドスタイルを取り入れた王道あり。極上のエンタメで両日合わせて14万4000人のエイター(ファン)を楽しませた。村上信五(40)はキャスターとして昨年の東京五輪で何度も足を運んだ国立競技場での有観客ライブ開催への憧れも口にした。
     ◇
 関ジャニ∞にとって、スタジアムライブは8年ぶり3度目。7万2000人を収容する日産スタジアムは、過去最大規模の会場となる。見たこともない数のペンライトが自身のメンバーカラーであるオレンジに染まったとき、丸山隆平(38)は思わず感極まった。継続は力なり。人間で言えば新成人を迎える18年のタイミングで与えられた最高のご褒美。メンバー5人は青春真っただ中だ。
 前日とは打って変わって雲ひとつない晴天で迎えた17日。開演を前に丸山はこう語っていた。「いい汗かいたり、いい感じにびしょびしょにぬれたり。この瞬間を燃やしているタイミングが青春だなと体感できた。僕たち間もなく、みんなが40歳になるんですが、いつまでもときめいていたい」
 メインステージのセットの上からメンバー5人が登場。丸山が「天候は晴れ。日産スタジアムにて18祭、いざ開幕!」と宣言し、オープニング曲「無責任ヒーロー」で会場を一体感に包んだ。
 アリーナ席後方のサブステージにトロッコで移動した後、夏定番曲「罪と夏」を歌唱する際は地上20メートルの高さまで上がるウオータースプラッシュ(総重量50トン)が噴射され、メンバーもファンもずぶぬれになる野外ならではの演出も。ほかに「前向きスクリーム!」「オモイダマ」などの代表曲に加え、メンバーが戦隊ヒーローにふんする「∞(エイト)レンジャー」、そして「CANDY〓MY〓LOVE」はCMでも話題になった「キャンジャニ∞」が復活。5人が女子高生になりきり、セクシー?なポーズとキメ顔連発で会場の爆笑を誘った。
 後半では関ジャニ∞の“もう一つの顔”として定着したバンドスタイルで「ここに」「ズッコケ男道」などを披露し、会場のボルテージは最高潮に達した。
 安田章大(37)は「デビュー前は松竹座も埋まらなかった僕たちが、今こうして日産スタジアムに立っているのかと。本当に歴史を感じました。逆に18年で立てたんだという驚きもありました。それくらいこの場所が自分たちにとって想定外。幸せですね」と喜びをかみしめた。そして、祝福するように夜空を800発の花火が彩った。
 23、24日には地元・大阪のヤンマースタジアム長居公演を開催。次の野外があるとすれば、おそらく20周年の「二十祭」。次なるターゲットは、東京・国立競技場だ。横山裕(41)から「村上さんは感じるものがあったんじゃないですかね」と水を向けられた村上信五(40)はキャスターとして昨年の東京五輪で同地に何度も足を運んでおり、「無観客しか見ていないから、いつかメンバーで有観客を国立でという思いはあります」と野望を口にした。
 ▽丸山隆平「すごく人生で何度できるか、いやもう一生できないかもしれない貴重な機会を与えていただけた。18年でここに到達できたのはグループの財産だと思います。いろんな感情をファンの方と交換できるのが生のライブの魅力だと改めて実感しました。このご時世にいろんな思いがあると思いますが、それを覚悟して来てくださっている方々に届けられたことはありがたいですし、感謝してもしきれない思いです」
 ▽大倉忠義「ライブは去年もやらせていただいたんですけど、ここまでの人数感でのライブが久しぶりだったので、7万2000人という僕たちにとって最大のキャパでやらせていただいたというところが、圧巻というかすごい景色でした。このステージに立つ僕たちだったり、18年目を皆さんがお祝いしてくださる気持ちも(客席の)隅々まで行かせていただいて伝わってくるものがあって、すごい胸がいっぱいになりました」
 ▽横山裕「僕らドームクラスでは大規模なライブはしているんですが、日産の7万2000人というのは特別な空気感がありましたし、(16日は)雷雨や豪雨でライブができるかどうか分からない中、ギリギリまで悩んでいたんですが、うそみたいに雨もどっかいって『何やろな、この奇跡』と思った。セットリスト見ても、僕らの軌跡がすごく詰まっていてすごく感慨深かったですね。なんかご褒美もらえたなと思いました」
 ▽村上信五「スタッフをはじめ、これまで携わっていただいた皆さまに感謝しかございません。(16日は)天気のことも相まって、(これまでの)軌跡のような初日を過ごせたことは、今後の関ジャニ∞を振り返るときに、一つ大きなターニングポイントになる一日だった。初めて来ていただいた方にも、古くから応援してくださっている方々に少しでも『関ジャニ∞を応援していてよかった』と誇りに思っていただける時間は共有できたと思います」
 ▽安田章大「ここまでこられたことに感動しました。この景色が見られるなんて思いもしなかったので、18年間の中で山あり谷ありという言葉が関ジャニ∞にぴったりだったなと。そして、現在地が一番ハッピーだったなと胸を張って言えるライブの時間でした。この現場まで連れてきた事務所や応援してくださるファンの皆さん、僕らを創り上げてくれた先代(故ジャニー喜多川社長&故藤島メリー泰子副社長)にも感謝したい」

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