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星空観賞 おしゃべりOK 小松で初企画 親子連れが楽しむ

2022年7月12日 05時05分 (7月12日 12時52分更新)
プラネタリウムを観賞する親子連れ=小松市サイエンスヒルズこまつで

プラネタリウムを観賞する親子連れ=小松市サイエンスヒルズこまつで

 小さな子どもが泣いたり、話したりしてもよいプラネタリウムが十日、小松市サイエンスヒルズこまつで初めて上演された。普段は子どもが静かに観賞できるか心配しながら訪れる家族連れが、「お互いさま」の気持ちで、気軽に星空を楽しんだ。
 親子連れがストレスなく観賞できる場をつくろうと、「みんなのプラネタリウム」と題して企画した。二部制でいずれも満員の各四十人が参加。一部で星座を学べる子ども向けのアニメーション、二部では宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を基に作られた大人向けのCG作品を上演した。
 冒頭に「泣いても、しゃべってもOK。外に出る必要はありません。泣いている子がいても優しい目でみてください」とアナウンスが流れ、自由に出入りできることも伝えられた。
 会場が暗くなるとすぐに泣き出す子や、途中で遠慮せずにトイレに行く親子も。後方の席には、子どもを抱いて立ってあやす母親の姿があった。
 参加した母親は「広々として安心して見られた」と話し、子どもも「楽しかった」と笑顔。同館によるとアンケートでは好評だったといい、今後も開催を検討する。(井上京佳)
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