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雨に揺れる幻想的な光 袋井・法多山で万灯祭始まる

2022年7月10日 05時05分 (7月10日 05時06分更新)
 袋井市豊沢の法多山尊永寺で9日夜、夏の風物詩として知られる厄よけ縁日「万灯祭」が始まった=写真。10日まで。
 午後6時、本堂周辺や石段に並んだ約1500基の灯籠に灯がともされた。時折激しい雨が降る中、多くの参拝客が幻想的に揺れる灯籠の光に、手を合わせて祈りをささげる姿が見えた。友人と浴衣姿で訪れた森町の高校生佐藤美波さん(15)は「初めて来ました。雨がひどかったですが、幻想的な光景に感動しました」と笑顔で話していた。
 毎年7月10日が厄よけ観音の大きな功徳日で、1度の参拝が4万6000日分とされる。10日は午前8時半から法要を営み、灯籠点火もある。

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