本文へ移動

年内で活動休止の氷川きよし「拍手はうれしい。気分が明るくなる」明治座座長公演で初の現代劇に挑戦

2022年6月6日 17時11分

このエントリーをはてなブックマークに追加
特別公演を開催する氷川きよし

特別公演を開催する氷川きよし

 年内いっぱいで活動を休止する歌手の氷川きよし(44)が6日、東京・明治座で上演中の座長公演「氷川きよし特別公演」を報道陣に公開した。
 氷川演じる歌手志望の青年が、18世紀のフランスにタイムスリップして大活躍する芝居「ケイト・シモンの舞踏会~時間旅行でボンジュール~」と歌謡ショーの2部構成。氷川にとっては初の現代劇挑戦の舞台にもなった。「劇場をテーマパークのようにしたい」と、自らプロデュースしたフードメニューも作り、販売した。
 公演は3日に初日の幕を明け、客席は連日満員の盛況に。報道陣を招待した6日の公演も芝居に歌に熱演を披露。マスクを着用したファンから大きな拍手を浴びて「拍手はうれしいです。気分が明るくなります。拍手って、何年前からできてたのかな?」などと言って笑わせた。
 芝居ではファッションショーさながらの豪華ドレス姿などで魅了。歌謡ショーではデビュー曲「箱根八里の半次郎」や今回の公演のために書き下ろした新曲「革命前夜」などを熱唱した。3月に受けた声帯ポリープ手術の影響を感じさせない、パワフルな歌声を響かせた。
 明治座公演は7月4日まで。その後は名古屋・御園座(9月5―15日)などで座長公演を行う。活動休止まで半年。氷川は「4劇場を回った後はツアーもあります。一生懸命、ステージを務めさせていただきます」と全力疾走を誓っていた。

関連キーワード

おすすめ情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ