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NHK朝ドラヒロイン黒島結菜のオススメ『ちむどんどんスポット』沖縄で再発見「こんなに面白い所なんだ」

2022年4月10日 08時00分

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「ちむどんどん」でヒロインを演じる黒島結菜

「ちむどんどん」でヒロインを演じる黒島結菜

 女優黒島結菜(25)がヒロインを演じるNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(総合、月~土曜午前8時)が11日にスタートする。自身の地元・沖縄を舞台に展開されるストーリーの朝ドラヒロインという大役で、黒島にとってはまさに“ちむどんどん(胸がわくわくすること)”な作品だ。このほど本紙などの取材に応じ「朝ドラで沖縄の話ができてヒロインという、その3つが合わさったのがすごく特別なこと」と思いを語った。
   ◇   ◇
 昨年秋にクランクインしてから約半年。ヒロイン・比嘉暢子として現場で先頭に立つ日々。「撮影で大変なのはずっと出ているので、スケジュールを見ると『暢子』『暢子』『暢子』…。ああ、やっぱりそうかと」と苦笑いしつつも充実感を漂わせる。明るいヒロインを演じ「自分の感情を出したりすることがあまりないので、この役をやっていると元気な性格になるとか、プライベートで人見知りがなくなったりとか、いい影響をもらっている」と喜ぶ。
 沖縄本島の南部・糸満市で育った黒島。昨年11、12月には沖縄ロケも行われ、美しい自然が多い北部やんばるで撮影もした。「やんばるには年に1回遊びに行くか行かないかくらいだった。撮影でいろいろな所を回り、こんなに面白い所なんだとあらためて知った」と魅力を再発見。「私がやんばるで“ちむどんどん”するのは川なんですよ。沢登りができる所があって、そこで撮影もした。川を上っていく探検みたいなことができる。暑い夏でも涼しい所があるのでオススメです」とアピール。
 暢子のきょうだい役は長男の“ニーニー”・賢秀を竜星涼(29)、長女の“ネーネー”・良子を川口春奈(27)、三女の妹・歌子を上白石萌歌(22)が演じる。沖縄ロケの際には同じホテルに宿泊。部屋に集まって話をするなど「4人の距離がぐっと縮まった」と実のきょうだいのように仲良くなった。「竜星君は賢秀そのままのキャラクターで現場でもいるので、ニーニーの明るさに助けられる。ネーネーはしっかりしているキャラクターだが、春奈ちゃんはすごく面白くて楽しませてくれる。萌歌ちゃんは役でもそうだけど、みんなの癒やし的な存在になってくれている。本当にいい4人がそろった」と絆を語った。
 撮影現場での雰囲気づくりに主演として気を配っているのか聞くと「私自身が楽しむことができたら一番いい。変に引っ張ったり盛り上げたりすることが苦手なので、私自身が楽しめばいい雰囲気の現場にできるのかなと思っている」と大役にも自然体で臨んでいる。
▼黒島結菜(くろしま・ゆいな)
 1997年3月15日生まれ、沖縄県出身。ウィルコム沖縄のイメージガールコンテストで沖縄美少女図鑑賞を受賞したことがきっかけで芸能界へ。朝ドラは「マッサン」(2015年)、「スカーレット」(20年)、大河ドラマは「花燃ゆ」(15年)、「いだてん~東京オリムピック噺~」(19年)、映画は「カツベン!」(19年)などに出演。同作で第43回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。
◆あらすじ
 故郷・沖縄の料理に夢をかけた主人公・比嘉暢子(黒島)と、支え合うきょうだいの本土復帰からの歩みを描く50年の物語。今年は沖縄の本土復帰50年にあたり、物語は復帰前の1964年の沖縄本島北部やんばる地域からスタート。暢子は4きょうだいの次女で、ひなびた村の農家に生まれ育つ。おいしいものが大好きな活発な女の子で、本土復帰とともに料理人を目指し上京していく。

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