テレ朝・富川悠太アナが3月で退社、『報ステ』も卒業 「これからもニュースの現場に」

　テレビ朝日は25日、富川悠太アナウンサー(45)が3月いっぱいで退社することを発表した。金曜のメインキャスターを務める「報道ステーション」(月曜~金曜午後9時54分)も卒業する。

　富川アナは横浜国立大学教育学部を卒業後、1999年に同局に入社。報道、情報番組を中心に活躍し、2004年4月「報道ステーション」が始まってからは、事件や政治などの現場リポーターを務めた。16年4月、古舘伊知郎からメインキャスターを引き継いだ。20年4月、新型コロナウイルス陽性が確認されてから出演を見合わせ、同年6月に復帰していた。

　富川アナは退社に関しコメントを発表した。「私はニュースの現場が大好きです。報道ステーションを、テレビ朝日をその現場のすべてを愛して生きてきたこと。感謝と誇りを持って私はこれからもニュースの現場に立ちます」とし、「コロナ感染で私をはじめ番組への信頼を失わせてしまったこと、今でも責任を感じ後悔も拭えてはおりませんが、捲土(けんど)重来を期して、新しい現場へ誠実に挑んでまいります。これまで長きにわたり、応援いただいた視聴者の皆さまに心から感謝いたします」と結んだ。

　4月からの「報道ステーション」のメインキャスターは月~木曜は従来通り大越健介さん（60）が務め、金曜日はフリーアナウンサーの徳永有美さん(46)と板倉朋希アナ(36)が担当する。