元中日の近藤真市さん、岐阜聖徳学園大野球部の新監督に「星野監督の情熱、落合さんの野球観」を胸に
2022年2月7日 14時47分
プロ野球の中日で投手として活躍した近藤真市さん(53)が、岐阜聖徳学園大硬式野球部の新監督に就任した。同大が7日に岐阜市の同大羽島キャンパスで就任会見を開き、発表した。
近藤監督は監督就任にあたり、「野球人口が減ってきている中でドラゴンズファンの多い東海地区の野球の活性化に少しでも貢献できれば」と決意表明。目指すべき監督像として中日に入団した時の指揮官だった故星野仙一元監督と、投手コーチとして支えた落合博満元中日監督(68)を挙げ、「星野監督の情熱、落合さんの野球観を大事にしていきたい」と話した。
愛知県一宮市出身。享栄高からドラフト会議で5球団競合の末にドラフト1位で1987年に中日に入団した。同年8月9日の巨人戦(ナゴヤ)で史上初となるプロ初登板での無安打無得点試合(ノーヒットノーラン)を達成。ルーキーイヤーに3完封を挙げ、2年目は8勝7敗、防御率3・44の成績を残した。その後は左肘のトミー・ジョン手術を受けるなどして94年に現役を引退。通算成績は52試合に登板して12勝17敗、防御率3・90。
引退後は中日でスコアラーや投手コーチなどを務めた後にスカウトに就任。昨年末に退団するまで中日の選手、スタッフとして35年間過ごした。大学野球の監督としての今後の夢について「ドラゴンズに選手を送り出すことができれば、ドラゴンズへの恩返しにもなるのかな」と語った。
岐阜聖徳学園大は東海地区大学野球連盟岐阜県学生リーグに所属。2021年にはリーグ4位ながらも1~3位が新型コロナウイルスの影響で出場を辞退した代表決定戦を勝ち抜き、19年ぶり3度目の全日本大学野球選手権大会に出場した。
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