夫に罰金刑の判決、熊田曜子の所属事務所は「夫が不貞疑惑の証拠として訴えるDNA鑑定は『捏造』」
2021年12月23日 12時26分
タレントの熊田曜子(39)への暴行罪に問われた会社経営者で夫の判決公判が23日、東京地裁で開かれ、「一方的で粗暴な犯行」として求刑通り罰金20万円の有罪判決が言い渡された。熊田の所属事務所は、FAXによる書面で熊田に対する誹謗(ひぼう)中傷へのお願いと、夫が不貞疑惑の証拠として訴えるDNA鑑定について「捏造(ねつぞう)」と記した。
所属事務所は裁判の結果について「コメントする立場にございません」としつつ、夫が熊田の不貞疑惑の証拠として訴えているDNA鑑定書を「捏造されたものであり、刑事裁判でも証拠として却下されています。また、民事訴訟においては提出されていません」。悪質な報道やSNS上の誹謗中傷の書き込みなどに対しても、法的措置を含めて厳正に対処していくとした。
この日の刑事裁判は、求刑通り夫に罰金20万円の判決が言い渡された。一方で、夫は熊田らを相手取り計880万円の慰謝料を求める民事訴訟を起こしている。11月22日には第1回口頭弁論が開かれたが、不貞疑惑の“決定打”としていた女性用アダルトグッズに付着した体液の鑑定結果を証拠として提出しなかった。刑事事件では証拠として提出しようとしたが、採用されなかった。
民事訴訟で、熊田側は答弁書で「訴状提出の時点で当該鑑定結果を提出できない合理的な理由はないにもかかわらず、原告が鑑定書として提出していないことは、原告自身が当該鑑定結果について虚偽であるか信用できないものであると自認している証左である」とし、原告の夫側に鑑定書の提出を求めていた。さらに体液のサンプルをどのように採取したのか「明らかにされたい」としている。
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