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<あいちの民話を訪ねて>(56)ほうろく地蔵(名古屋市熱田区)

2021年11月21日 05時00分 (11月21日 05時00分更新)
「ほうろく地蔵」に手を合わせる中田さん。お堂にはほうろく(右下)が保管されている=名古屋市熱田区伝馬1で

「ほうろく地蔵」に手を合わせる中田さん。お堂にはほうろく(右下)が保管されている=名古屋市熱田区伝馬1で

  • 「ほうろく地蔵」に手を合わせる中田さん。お堂にはほうろく(右下)が保管されている=名古屋市熱田区伝馬1で
  • 江戸期刊行の「尾張名所図会」に描かれた、ほうろく地蔵がある場所のにぎわい(原本を一部加工、着色)。左上に移転前の上知我麻神社(源太夫社)、右下に東海道の道標が見える=名古屋都市センター提供
  • 町内安全を願う地蔵盆=写真は2019年8月
 名古屋市営地下鉄名城線、伝馬町駅(熱田区)を出てすぐ、旧東海道を二百メートルほど西へ行くと、丁字路に突き当たる。江戸期、ここを左に折れると海路で桑名に至る「七里の渡し」、右に折れると熱田神宮、美濃路につながる交通の要衝で、一万人余が暮らす街道一の宿場「宮の宿」の中心だった。東海道の道標が残り、向かいには小さなお地蔵さまがたたずんでいる。...

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