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松田龍平、翔太、ゆう姫が「最初で最後」亡き父への思い吐露【松田優作さん三十三回忌法要】

2021年11月6日 19時00分

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(左から)松田龍平、翔太、ゆう姫

(左から)松田龍平、翔太、ゆう姫

 俳優松田優作さんの三十三回忌法要が6日、東京・築地本願寺で執り行われ、共に俳優の長男・龍平(38)、次男・翔太(36)、歌手の長女・ゆう姫(33)も出席。それぞれが亡き父への思いを吐露。所属事務所などによると、3人がそろって父・優作さんに関してコメントを出すのは「最初で最後」になるという。
   ◇   ◇
 先月20日にモデルのモーガン茉愛羅(24)との結婚を発表したばかりの龍平は「優作、いつも見守ってくれてありがとう。新しい家族も増えたし、ちゃんと報告しないとね。それから美由紀さん。おつかれさま! 長い間、優作を、家族を大切にしてくれてありがとう。皆さまに末永く幸せが訪れますように」と記した。
 自身が4歳の時に優作さんが亡くなった翔太は「4歳のころから葬式に法事と、いつも弔いの儀式が苦手でしたが、それは父親に会う、向き合う時間だったからなのだと思います。このたび三十三回忌になり、長い時間がたちました。不思議と感覚が変わっている自分がいて、今は真っすぐ自分の父親に向き合える気がしております。美由紀さんには、優作さんの伴侶として母親として、たくさんの愛をいただきました、自分はしっかり2人の両親に育てられたんだなと心から感謝してます。ありがとうございます。みんなが幸せになりますように。愛に包まれますように」とコメント。
 2歳に満たないときに父親を失ったゆう姫は「父は、私が記憶にもないほど幼い時に他界したので、子供のころから周りで話される父の話は、私にとっては全く実感のない、まるで幻のように感じていました。存在のないものに想いをはせるのはなんだか変な気持ちです。“松田優作”ではなく、私には父が必要なのにと思うこともありました。でも母の中に確かに存在していた父の話を聞くと、いとおしさと尊敬を感じ、いつも心のどこかでつながっていると思え、とても幸せです」と思いを伝えた。

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