眞子さま、小室圭さんと結婚 婚約内定から4年、婚姻届を提出 皇籍離脱し「小室眞子さん」に
2021年10月26日 10時55分
秋篠宮家の長女眞子さま(30)は26日、大学時代の同級生小室圭さん(30)と結婚された。同日午前に婚姻届を提出した。皇籍離脱して民間人となり「小室眞子さん」として、小室さんが拠点を置く米国で新生活を始める予定。婚約内定から約4年かかった結婚は小室家の金銭トラブルに対する批判があり、国民の賛否が割れていた。異例ずくめの結婚は、憲法下での皇族の人権を巡る課題や象徴天皇制の意義を改めて問い掛けた。
2人は午後に東京都内のホテルで記者会見に臨む。
宮内庁は批判を考慮し、皇室慣例の儀式は実施せず、皇室を離れる際に国から支給される一時金は、眞子さまの意向を踏まえ、不支給とした。戦後の女性皇族の結婚で初のケースとなった。
眞子さまは2020年11月に公表した文書で、結婚は「生きていくために必要な選択」と強い思いを明かした。秋篠宮さまは「多くの人が納得し、喜んでいる状況ではない」との認識だった。
眞子さまは上皇ご夫妻の初孫。国際基督教大在学中に小室さんと知り合った。17年9月に婚約が内定したが、金銭トラブル報道が相次ぎ、18年2月以降、結婚が延期されていた。眞子さまは誹謗(ひぼう)中傷を感じ、複雑性心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断された。
眞子さまの結婚で、皇室は男性5人、女性12人の計17人となった。
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