エジプト「空手女子」ブーム 東京五輪金の快挙に刺激
2021年10月18日 05時00分 (10月18日 15時03分更新)
今夏の東京五輪で、空手女子組手61キロ超級エジプト代表のフェリアル・アブデルアジズ選手(22)が、女性選手として初めて金メダルを獲得した。エジプトからは男女計139選手が出場した中、金メダルはアブデルアジズ選手のみ。女性選手の快挙に刺激を受け、エジプトでは空手を始める女性が増えている。 (カイロ・蜘手美鶴、写真も)
「性別は関係なく、好きなことをやり通せば世界一にもなれる。女性たちにそう伝えたい」。アブデルアジズ選手は九月下旬、本紙の取材にこう話した。スポーツクラブで見た白い胴着に憧れ、空手を始めたのは七歳の頃。保守的なアラブ社会では格闘技を習う女性は少ないが、学業と両立させながら競技を続け...
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