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NHK動画配信サービス「NHKプラス」で見逃し番組をテレビでも 22年度前半メドに実施基準を変更

2021年8月31日 19時15分

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NHK

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 NHKは31日、動画配信サービス「NHKプラス」の使いやすさの向上や、見逃し番組をテレビでも見られるようにする方針を示した。また、8月27日に武田良太総務相から、テレビを持っていない人などを対象に、インターネット配信をするための社会実証をするよう要請を受けたことについて、内容を検討すると明らかにした。
 いずれもNHK執行部が31日にあったNHK経営委員会に「NHKインターネット活用業務実施基準(素案)」として実施基準の変更案を提出。経営委は1日から30日までNHKの公式サイトなどを通じて実施基準の変更について意見を募集する。
 NHKの地上波放送動画配信サービスで「常時同時配信」と放送後の番組を視聴できる「NHKプラス」。利用にはID登録が必要だが、入力する情報が多いことなど煩雑なため、7割が登録前に手続きをやめてしまうという。このため、新たに「仮登録」(仮称)として、メールアドレスなど限定的な情報入力をすれば、登録後に近い状態で使い始められるようにする。
 また、動画配信サービスをテレビで視聴する人が増えていることから、NHKプラスでも、見逃し番組をパソコンやスマートフォンに加え、テレビでも見られるようにする。
 NHKプラスの新たなサービスは2022年度前半を予定している。
 社会実証の内容や実施期間などは「これから検討する」(担当者)という。
 実施基準の変更期日は2022年4月1日を想定している。

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