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猫バス すてきな冒険 宝達志水 トトロの隣に住民ら製作

2021年7月17日 05時00分 (7月17日 11時03分更新)
「猫バス」から笑顔をのぞかせる園児ら=宝達志水町山崎で

「猫バス」から笑顔をのぞかせる園児ら=宝達志水町山崎で

 宝達志水町山崎の宝達山のふもとに、巨大トトロに続いて同じ人気アニメに登場する「猫バス」がお目見えした。秋に同町で予定されている宝浪漫(ろまん)マラソンの実行委員会が、トトロを手掛ける山本隆さん(74)と共同製作。十六日には園児が見学に訪れ、猫バスに“乗車”した。 (稲垣達成)
 猫バスは全長約三メートル、幅約一・五メートル、高さ約二メートル。顔や前足、胴体と部分ごとに製作し最後に合体させた。竹や鉄製のパイプで骨組みしアテの葉で肉付け。約二週間で完成したという。
 道路を挟んだ休耕田には毎年、高さ約七メートルのトトロが登場し、県内外から多くの人が訪れる写真スポットに。マラソンのコースに含まれていることから、実行委が「猫バスも作りたい」と企画し、山本さんに製作協力を求めた。
 バス内部には人工芝を敷き、長机を置いた。「風通しも良くて、気持ちいいですよ」と山本さん。実行委競技部長の大島義弘さん(73)は「思った以上のでき。マラソンも盛り上がれば」と期待を寄せる。
 十六日ははくい幼稚園の年長児十二人も訪れた。宇賀祥平ちゃん(6つ)は「本物に似てる。猫バスに乗って遊園地に行きたい」と笑顔。本吉恭子ちゃん(6つ)は「(前日に)映画も見た。乗れて楽しかった」と声を弾ませた。
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