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「ロングセラーを読者に」 人文系11出版社が四六判フェア 

2021年7月12日 16時00分 (7月12日 16時00分更新)
四六判宣言のホームページで各出版社がお勧めの本を紹介している

四六判宣言のホームページで各出版社がお勧めの本を紹介している

 みすず書房や青土社、晶文社、白水社など人文系の専門書を手掛ける出版社十一社が共同企画として、単行本だけを集めたブックフェア「四六判宣言」を全国の書店で開催している。
 「四六判」は単行本の標準的なサイズの呼称。フェアは「読み継がれるべき基本図書やロングセラー」を読者に届けようと毎年企画されている。二十二回目となる今年は全国百四十店以上で展開。昨年は百二十二店で一万冊以上を売り上げた。
 フェアの事務局によると、店頭で本を見たり買ったりする慣習が薄れつつある中、新型コロナウイルス禍が「追い打ちをかけるように」書店に影響を及ぼしているという。一方で、専門書や古典小説の一部は売れ行きが伸びるなど「本を...

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