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勝山は「親の故郷」 昭和の上方漫才師・花菱アチャコ出身地どこ?

2021年6月20日 05時00分 (6月20日 05時00分更新)
1955年の勝山市制祝賀祭で、市民の前に立つ花菱アチャコ

1955年の勝山市制祝賀祭で、市民の前に立つ花菱アチャコ

  • 1955年の勝山市制祝賀祭で、市民の前に立つ花菱アチャコ
  • 帰山さん宅に残る花菱アチャコ直筆の書
  • 藤木家の墓を今も守り続ける今井芳雄さん(左)、倫子さん夫婦=勝山市猪野口で
 昭和初期に「しゃべくり漫才」を生みだし、一世を風靡(ふうび)した花菱アチャコ(本名・藤木徳郎)。NHK連続テレビ小説「おちょやん」でも登場人物のモデルになった上方漫才師は勝山市出身とされているが、出身地は別の所だった−。通説を覆すのは、藤木家が暮らしていた同市の地元関係者。アチャコが生まれる前に大阪へ移り住んでいたとして、大阪を出身地とする説を唱える。 (平林靖博)
 アチャコは一八九七(明治三十)年生まれ。藤木家の先祖は代々、現在の勝山市猪野口に住んでいた。しかし、アチャコの父廣吉さんは七九年に大阪へ移り住んだ。勝山は、アチャコから見ると「親の故郷」になる。
 そう説明するのは、地元猪野口の市...

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