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県内49人感染 浜松1人死亡

2021年5月25日 05時00分 (5月25日 05時03分更新)
 静岡県内では二十四日、新たに四十九人の新型コロナウイルス感染者が確認された。感染者は延べ七千九百八十七人になった。浜松市は感染者一人の死亡も発表。県内の死者は計百三十三人となった。
 県発表分は二十一人。クラスター(感染者集団)関連はいなかった。
 県は、二十三日発表分の一人で、藤枝市の二十代男性は道路保全課の県職員と明らかにした。発症は二十日。濃厚接触者は家族と、十八日の出張に同行した職員三人。一般の来庁者の濃厚接触者はおらず、同課は通常通り業務をしている。
 静岡市発表分は六人で、うち四人は過去の感染者の接触者。残り二人は不明。新規感染者が十人未満となるのは七日以来。市担当者は「週明けは検査数が少ない上、県西部地域を中心に感染者は多く、予断は許さない状況」と話した。
 また既に公表した感染者二人が変異株に感染していたと発表。過去の感染者との接触者と、経路不明が各一人だった。
 浜松市発表分は二十二人。うちクラスターが発生した「クラブ マーキュリー」(浜北区東美薗)の関連は従業員または客の知人一人で、感染者は計二十六人となった。市は二十三日に七十九人を検査し十六人の感染を確認。医療機関が六人を報告した。

◆県警高速隊3人感染

 静岡県警は二十四日、高速隊浜北分駐隊(浜松市)の巡査部長ら三人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。いずれも三十代の巡査部長一人と巡査長の二人。巡査長のうち一人は、発熱や吐き気を訴え入院している。
 三人は同じ当直班で勤務。十八日の業務中に接触した人が翌日に発熱しており、この人から感染した可能性があるとみている。
 濃厚接触者は、一緒に勤務するなどした別の分駐隊の二人。他に二十一人が念のため自宅待機している。
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