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大護摩に祈る、疫病収束 大津・三井寺、規模縮小し「千団子祭」 

2021年5月17日 05時00分 (5月17日 05時00分更新)
護摩木を投げ入れ、新型コロナの収束を祈る福家長吏(左)=大津市園城寺町の三井寺で

護摩木を投げ入れ、新型コロナの収束を祈る福家長吏(左)=大津市園城寺町の三井寺で

 大津市園城寺町の三井寺で十五、十六の両日、守護神である鬼子母神の祭礼「千団子祭」があった。十六日には採灯大護摩供があり、福家俊彦長吏が護摩木を投げ入れ、家族連れらの参列者とともに新型コロナウイルスの早期収束を祈願した。
 祭りは十四世紀から続く伝統行事で、子どもの健やかな成長を願う。昨年はコロナの影響で祭りが中止となり、今年も植木市や芸能などのイベントは取りやめ、規模を縮小した。代わりに例年にはない大護摩を実施した。
 福家長吏は「コロナ禍が少しでも早く収まり、子どもを含めた皆が健康に過ごせるよう願った。お祭りも早く元の形で開けるようになれば」と話した。
 祭りは二日間で、境内千団子社の本尊・護法...

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