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甲冑姿で火縄銃とどろかす 彦根城で鉄砲隊演武

2021年5月10日 05時00分 (5月10日 15時38分更新)
火縄銃の空包射撃を披露する鉄砲隊=彦根市金亀町で

火縄銃の空包射撃を披露する鉄砲隊=彦根市金亀町で

 彦根藩で確立された古式砲術の研究や伝承に取り組む「彦根鉄砲隊」が九日、彦根城(彦根市)の内堀の土手で火縄銃の公開演武を披露した。繰り返し空砲をとどろかせ、集まった観光客を楽しませた。
 鉄砲隊は、彦根商工会議所青年部の有志が一九八四年に結成し、彦根藩で確立された「稲富流砲術」を研究。甲冑(かっちゅう)を朱色で統一して「井伊の赤備え」と呼ばれた彦根藩の部隊を再現した姿で、観光シーズンを中心に年四回ほど公開演武を実施している。
 この日は、火縄銃を手にした隊員七人が土手に並び、一斉に空包を撃ったり、一人ずつ順番に撃ったりするなど複数の撃ち方を披露。発射のたびに響くごう音や、立ち上る白煙を動画や写真に...

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